事例紹介

【整骨院DX】マーケティングの第1歩!情報が集約されるWEBサイト制作

提供:株式会社マウナ・ケア

佐賀県内でジムやサロン併設の整骨院を複数店舗展開し、患者さんの心と体の健康を支える株式会社マウナ・ケア。ブランディングのためのWEBサイト制作、系列店のWEBサイト集約を行い、株式会社マウナ・ケアの認知を広めることを目指しました。

ブランディングを目指した複数店舗WEBサイトの集約

WEBサイトキャプチャー
WEBサイトキャプチャー(一部)
中島/SISC

DXマインド創出・実現補助金」を活用しての今回の取り組みですが、DXに取り組むきっかけ・背景を教えていただけますか?

山﨑社長/株式会社マウナ・ケア

思い至ったのはちょうど3店舗目を始めるときですね。新しくWEBをつくろうかと考えていたんですが、またそこに経費もかかるし、今後店舗を増やしていくにあたってひとつのWEBサイトでまとめてしまえば経費削減にもなると考えました。

うちは今3店舗経営していて、もともと1店舗ずつそれぞれのホームページを作っていました。店名をすべて同じにして展開していればたぶん全部系列店だと認識いただけると思うんですが、うちは地域名で「なべしま整骨院」「ほんじょう整骨院」「おぎまち整骨院」という展開の仕方をしているので、なかなか同じ系列店だと気づいてもらえません。そこで株式会社マウナ・ケアという会社の認知を広めたいと思い、各店舗のホームページを会社のWEBサイトひとつにまとめることで系列店ですよという見せ方をしたいと考えました。

中島/SISC

マーケティングやブランディングといったところを目的にされていたんですね。系列店だと知ってもらうことのメリットは何でしょうか?

山﨑社長/株式会社マウナ・ケア

患者さんから紹介をしてもらえることですね。信頼する人からの紹介できてくださった方は継続して通っていただけることが多いです。

中島/SISC

私も肩こりを治したくて1年以上ほんじょう整骨院に通っていますが、そういえばきっかけは知人からの紹介でした。確か紹介チケットのようなものをもらった記憶があります。

施術を行う山崎社長
施術を行う山崎社長

デジタルとアナログをうまく使っていく

中島/SISC

リアル店舗のマーケティングだと、チラシやDMなどのアナログな手法が効果的に思えますが実際いかがでしょうか?

山﨑社長/株式会社マウナ・ケア

そうですね、どちらも必要だと考えています。

アナログで言えば、紹介チケットやパンフレットなどを活用したり、施術中に患者さんとの会話の中でお悩みを聞いて、サロンやジムのご案内をしたりすることも多いです。

いろいろと試しながら次の取り組みはWEBでいこう、と考えました。Googleで検索したときに出てくる店舗情報の「ウェブサイト」ボタンから飛ぶページを今回作成したサイトにしてから少しずつ認知されてきたと感じます。

Google検索「ほんじょう整骨院」結果
Google検索「ほんじょう整骨院」結果
山﨑社長/株式会社マウナ・ケア

WEBにはサロンやジムの紹介も掲載しているため、WEBから知ってご来院いただいた患者さんは「サロンもあるんですね」と時々声をかけてくださる方もいます。

中島/SISC

なるほど、デジタルとアナログの両方を上手く使っていこうとしているんですね。

山﨑社長/株式会社マウナ・ケア

CRM(顧客管理ツール)を活用してしばらく来院のない患者さんに連絡を取るといったこともやっています。CRMで「〇日間来院が無い人」という検索をかけて上がったリストをもとに、担当の先生がLINEや電話で直接連絡を取るようにしています。

中島/SISC

CRMの導入もされているんですね!効率的に患者さんの傾向を把握して接点を増やしていくことができますね。

LINEの友達登録がある方にはLINEで、そのほかの方には電話をかけていくという感じですか?

山﨑社長/株式会社マウナ・ケア

そうですね。ご年配の方やLINE登録していない人には電話して「最近どうですか」と様子を聞くようにしています。目的が先にあって、それに対して一番良い方法を考えるようにしているのでツールはあまり問題じゃないというか。

中島/SISC

当センターでもよく相談者さんに対して「デジタルはあくまでツールなので、目的を達成するための方法を適切に選択しましょう」ということをお話しています。

関わる「人」がDXを進める

スタッフの皆さん
スタッフの皆さん
中島/SISC

デジタルに限らずいろいろなチャレンジをされている印象が強いですが、スタッフの皆さんはなぜ新しいチャレンジをすぐに受け入れることができるのでしょうか?

山﨑社長/株式会社マウナ・ケア

LINEや電話でのご連絡はかなり前から実施していて、今各店舗の院長をしている子たちが新卒で入社してくれた時からやっています。なので、後輩たちはそのやり方が当たり前で定着している感じですね。

新卒入社で入ってくる子が多いことも関係していると思いますが、その他の様々な取り組みに対してもみんな素直に受け入れてくれています。人に恵まれたと感じますね。

中島/SISC

素直さも人の立派な素養ですからね。

今までのやり方を新しく変える、という場合はなかなか受け入れられなかったり反発が起きたりするという話をよく耳にしますが、DXを進める際は経営者やリーダーが社員の人柄や考えをしっかり見て進めていくことが重要だと感じます。

社内の人だけでなく、外部の人との関わりについてもお聞きしたいので、話をWEBに戻したいと思います(笑)

今回WEBの制作は外部に依頼されたんでしたよね?

山﨑社長/株式会社マウナ・ケア

そうです。といってもWEBデザインをしてくれるデザイナーがもともと知り合いで、彼らがどんな仕事をするかのイメージもつきますし、要望を伝えやすい関係性ですね。

こちらの意見をくみ取ってくれるし、要望に対してイメージ通りのモノが上がるし、プラスアルファの提案もしてくれるので助かっています。

共感力が高く、熱量や温度感が同じくらいで「一緒に創る」という感じのスタンスでいてくれるのでありがたいですね。

中島/SISC

なるほど、「製作者との関係性」も良いものを作るのに重要な要素であると言えますね。DXにおいてはシステム構築などの話もよくありますが、ベンダー側としっかりコミュニケーションや意思疎通を取りながら進めていくことが、理想の出来上がりに近づくコツでしょうか。

当センターには「DXって何をすればいいの?」という内容の話から「DXをどう進めていけば良いか」という進め方など、幅広い相談が寄せられています。何をするかに関してはそれぞれの企業によって違うかと思いますが、進め方に関しては今日のお話からもたくさんのヒントがもらえたような気がしています。

これからDXに取り組んでいこうと考えている方々にアドバイスするとしたら、どんなことを伝えますか?

山﨑社長/株式会社マウナ・ケア

うーん、難しいですね。

自分は「自分でやれることには限りがあって、ひとりでできる範囲なんてたかが知れている」と常々思っています。周りのスタッフに助けてもらうこと、専門的な分野はプロに任せることに抵抗がありません。

DXも自分で進めようとするとうまくいかないので人に頼っています。

なるべく無駄なことはしたくないし、効率よく進めていきたい。ストレスもなくなるし、何よりスピードが上がるので、人に頼ることをおすすめします(笑)

中島/SISC

スピード感大事ですよね。自分一人で仕事を完結させたい職人気質の方やこだわりが強い人も多いですが、それだとなかなかスピードは上がらない。

「せっかち」な人と「面倒くさがり」な人が上手くいくような気がします(笑)

頼れるスタッフ達
頼れるスタッフ達

SEO対策も含めて「改善」を積み重ねる

中島/SISC

色々とお話を聞いてしまいましたが、WEBについて今後はどのように展開していく想定ですか?これから目指すところを教えてください。

山﨑社長/株式会社マウナ・ケア

WEBサイトは今、更新と小さな改善を重ねています。これからどんどんSEO対策もしていって、検索結果の上位にあがってくるようにしたいです。

会社としては「健康」を一番の柱にしていて、患者さんの体の痛みを取ることや正しい体の動かし方を伝えること、美容部門でコンプレックスをなくしていくことで心の健康にもアプローチしたいと考えています。スタッフは施術をしながら患者さんのお悩みを伺って適切な処置をしつつ、必要に応じてジムやサロンのご紹介もするようにしています。

全員がレベルの高いことができれば一番いいですが、なかなか難しいところもあるので、WEBサイトのボリュームを増やして質を良くすることで、スタッフがお客さんに提案する時の助けになればと思います。

中島/SISC

きっとすごいスピードで検索順位もあがってくるでしょうね。
これからの成長がとても楽しみです。本日はありがとうございました!

株式会社マウナ・ケア WEBサイト

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